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報恩講巡り
2019年度は、たくさんの報恩講巡りをさせて頂きました。 皆様ご一緒に写真参拝の旅に出てみませんか? スタートは勿論11月3日の三宝寺報恩講からです。 何と言ったって自坊(三宝寺)の報恩講ですから・・・ 報恩講準備の折りは快晴のお天気の下であったのですが、当日は雲行き悪く、少々心配していたお天気でしたがお陰様でなんとか保ちこたえ、北條先生のお話も切り絵作品展も心静かに堪能して頂けました。 次の報恩講さまは何と何と東京ですよ。 何度もお参りさせて頂いている築地本願寺ですが、報恩講にお参りするのは初めてでした。 11月14日の報恩講さまでしたので、平日故かお若い参拝者が意外と少ないと感じましたが、別の日に行かれた方のお話しによると休日は若い方も結構参拝されていましたよ、とのことでした。 住職と二人して参拝させて頂けたし、美味しい「おとき」もいただけたし、ほっこり温かい「ほんこさん参り」となりました。冥途の土産になるかもです・・・? お次は11月23日の報恩講。この日は御坊組安養寺様の報恩講でした。 報恩講開始前に新発意様が今回得度されたご報告とそのお祝いに贈られた群青色を思わせる深みのある光沢の色衣と五条袈裟を身に纏われたスッキリとした面差しの新発意様のご紹介がありました。安養寺様ご安泰と大いに喜ばせて頂きました。また、安養寺様では打ち物を檀家様方がされています。素晴らしいことです。 さて次はどこの報恩講へ参拝したと思いますか? ヒントはこの写真です。 襖に鷺の絵が描かれていますね。 もうお分かりでしょう。 11月25日鷺森別院の報恩講様に遇ってきました。住職はゆっくり参拝できたのですが、私は野暮用が重なってしまいお経様にだけ遇わして頂いただけになってしまいました。 いささか心苦しい参拝でした。 次は11月28日神戸別院報恩講への参拝です。 今回の御同行は安養寺様の坊守様。 二人とも神戸別院の報恩講参拝は初めてです。 震災時に辛うじて崩落を免れた観音・勢至菩薩様方に迎え入れられ本堂へ。 宮殿はどこも同じと思うことなかれ!この宮殿ばかりは息をのむほどの豪華さです。お釈迦様の御一生をお示し下さっているとのことで、皆様も何らかの機会があれば一度御参拝されてみては如何でしょうか。百聞は一見にしかずと申します。下手な解説はしないが得策でしょう。ほんに見事です。(震災の時は丁度修復のため宮殿は本堂になかったのだとか) 次は皆様ご存じのこちらの報恩講。きっと一度はお参り下さっている別院ですよ! 思い出されましたか?そうです。日高別院の報恩講です。私は12月8日に参拝致しました。この日は仏教女性会の方が中心となっての参拝日となっています。 おときを頂戴してからのバザーは毎年大賑わいです。今年も沢山のご協力を賜ったようです。これからも何卒ご協力の程宜しくお願い申し上げます。 例年のことですがここまでの準備には日高別院直門徒様や各役員様のお陰があることは申すまでもないことです。改めて感謝と御礼を申し上げます。いつもいつも本当にありがとうございます。 日高別院の報恩講が閉じれば大晦日はもうすぐです。 さあ2020年が始まりました。 御坊組新年最初の報恩講は印南専福寺様の報恩講から始まります。今年は山寺(三宝寺)からは3人の御同行と4人で参拝致しました。お堂は立錐の余地なく大賑わいの参拝者で御満堂。楽人さん達も内陣での楽となりました。前住職様ご夫妻、住職様、副住職様と三代揃っての御出勤は誠におめでたく、福福しい御坊組報恩講の始まりでした。 2019年度報恩講のトリは勿論本山の報恩講でしょう。 1月13日14:00からの音楽法要に間に合うように住職と山寺の門徒様6名都合8名で参拝しました。今年は誠に温々と炬燵を抱えながらの参拝となりました・・・?? 「しかし、本山での写真が不鮮明ねぇ」というお声が聞こえてきますね。 ご容赦下さい実はこの様な案配での参拝だったもので。。。 「なるほど炬燵を抱えてだわね(笑)」 ご納得頂けましたか! この電脳報恩講本当に有難いお参りです。本山の皆様には大変なご苦労がおありではございましょうが、気軽に楽しく自坊でお参りできること誠に嬉しい限りです。 全国で私共のようにお参りされている方もたくさんいらっしゃることと思います。毎年この様に本山報恩講の中継をして下さっていますので、皆様もインターネットを介してお参りされてみませんか? 私達も何度か本山での報恩講さまにお参りをしていますので雰囲気が手に取るように感じられるのです。今回は13日の音楽法要でしたが来年は別の日の報恩講参りをしたく思っています。 許されるならご一緒にお参りしませんか。またご連絡しますよ。 今回は報恩講巡りに最後までお付き合い頂きありがとうございました。ようこそようこそのお参りでございました。 気をつけてお帰り下さいませ。 南無阿弥陀仏 三宝寺 坊守 湯川謹子 |